たしかにスペインは文句なく強かった。まあ、ゴールシーンもオフサイドに見えるがボール支配率がすごいし、１点取ってからも焦ったポルトガルがますますボールを奪えなくなった。終了間際にポルトガル選手が退場になったが、原因がテレビではよくわからなかったのが残念だ。
無敵かと言われればわからないが、さすがワールドクラス。決定的なシーンでは決めるという部分で秀でている。そしてボール回しの正確さが後半も衰えない。選手の視野が広く、「この選手フリーだよ」って思うとやっぱりそこへ確実なパスを出す。凄く丁寧で見ていてもきれいだと思う。
ポルトガルは、C.ロナウドにボールが渡る場面が、予想通りすでに囲まれてるところだったりでゴールには近づけても安定して撃てるチャンスが少なかった。
今回の僕のお気に入り選手だった、２３番コエントロン選手はやはり運動量が多く一生懸命さが伝わってきた。後半は疲れのせいかボールを奪われることもあったけど、これからに大いに期待したい。誤算だったのはとうとうデコが出なかったことと、この試合に関してはシモンがあまり活躍できてなかったこと。
まあでも、サッカーなんて全く興味がなかったのに、前回大会に続いて面白さを教えてくれたポルトガルには感謝したい。
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日本が攻めるところを見ることができた。
しかし本田選手のあの異常な運動量はなんだ。もちろん適時適切な動きだから僕の目にも止まるんだろう。前線の選手だと思ったが、ディフェンス時にはすごい勢いで下がってくる。
ポルトガルのC.ロナウドはほとんどディフェンスしないが、彼にかかる負荷は精神的な物も含めC.ロナウド並みだろう。っていうか、ポルトガルとダブって見えた。両者とも勢いのいいコメントを放ちアンチも多く、ファウルの的にかけられやすい。チームは強豪に対してディフェンシブに偏り、すばらしいFWを生かしきれない。
この試合に関して言えば、日本も実はちゃんとしたシュートが撃てるらしいということ、そしてそれは相当に条件がいい場合に限られるということは知った。ぜひ今後とも積極的に枠の内側を狙って欲しい。
解説の中田英寿さんが言っていたことはまさに僕の言いたかったこと。面白かったといえる試合を見たい。印象に残るような。今回はPK決着で国民は沸いたがそれは国内のこと。ワールドカップと無関係だと思う。でもワールドカップに出たならそこで注目される活躍をしてほしい。勝手で悪いけど、日本てすごいだろうって言ってみたい！野球では言えたから余計に期待してしまってるかもしれないが。。。
パラグアイが強豪だったのかどうかはよくわからない。初めてのベスト８らしいので日本とそうレベルが変わるものじゃないだろう。チャンスもいくつかあったしもしかしたら勝てたかもしれない。これからは決められるところは決めるというような、浮き足立つことのないためのメンタル面の成長を願いたい。
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