サッカーにはそんなに興味はないが、昔富士ゼロックスのCMでC・ロナウドを見てから最も気になる選手になっている。もちろんCMだから様々な加工がしてあり、ボールを持ったまま牛をかわすようなことは実際にはないだろう。
現にゼロックスのWEBサイトでCMのメイキング映像があったように記憶している。
でもその眼の輝きに虜になった。サッカーのことは全く知らなかったが、この選手はものすごい将来性があるんだろうなと思った。
それ以来気が向けばプレミアリーグの試合をテレビで見たり、リーガエスパニョーラの試合を見たりするようになった。でもやっぱり気になるのはワールドカップでの試合だ。代表でのゴールから遠ざかっていたとのことだったが、変わった形ではあったもののゴールを決められて、笑顔を見せてくれたことは嬉しかった。しかし、一度視界から消えたボールをああも冷静にけり込めるのは大したものだと思った。
北朝鮮との試合は、観客に実力を示し喜ばせるためのオールスターのような試合で、プロとして手を抜かない、僕の好きなタイプの試合だった。観客は絶対にゴールシーンを見たい。何度見てもいいものはいい。点差があるからボールを回して逃げ切りを図るようなところを見て、アツくなれる人がいるのだろうか。自分とは違ったステージ、または自分のあきらめたステージで輝く人を見て応援したい、そこに自分の思いを重ねたりするんだろうと思う。
点差は開いて一方的にはなったが、満足度の高い試合だった。
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