的確にパンチを当てる技術が評価されたんでしょう、圧倒的な点差の判定でカサレスが勝ちました。
確かに名城のほうが空振りも多く、パンチをもらった時のリアクションもわかりやすいものでした。被弾した際の後始末で印象が変わるんだなというところと、解説の徳山さんがいわれてた「リードを使わないと。。。」という部分、本当に的確だなと思いました。長谷川選手も執拗にジャブを伸ばしてそれに相手が反応したらカウンター、追撃というような攻撃を展開しているように見えました。それがあって防衛が10回にもなったんじゃないかななんて思います。
また、「僕がボクシング教えるなら左9:右1の割合で教えますね」と徳山さんがいうくらい、必殺ブローじゃないほうを磨くことも重要なんですね。また、お見合いしてお互い何もしない瞬間が多かったのも気になりますね。相手にペースを握る暇を与えないくらいに動かないといけないと徳山さんも言われていましたね。
相手はすでに世界チャンピオン経験者で2階級制覇のために来ているわけですから、全っ然挑戦者じゃないんですよね。キャリア的にも十分で老獪な相手でした。こういう相手をいかに拳骨で黙らせるかが強さの証明になります。
試合前には自分のフィギュアをプレゼントして喜んでもらった(挑発スベり)名城選手ですが、次はチャンピオンじゃないバージョンを作って持って行かないと。。。前の試合で粟生選手も見事に再挑戦権を得ましたし、名城選手にだってきっとチャンスは遠くないですよ!
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