ついにこの瞬間が ドバイワールドカップ

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いつかこんな日が来ればいいなと思っていたし、そのうち来るとも思っていたけど、突然芝馬によってそれがもたらされるとは。

例えば、スマートファルコンの先行力と超ハイペースな逃げなら可能だろうと思っていたり、芝馬でもブエナビスタのある程度計算できる追い込みなら勝てるかもしれないと思っていたけど、まさかヴィクトワールピサとトランセンドのワンツーで飾られるなんて。

正直トランセンドがワールドカップに出ると聞いた時は、へ~としか思わなかったしブックメーカーのオッズ同様まあ期待はしてなかった。なぜならエスポワールシチーとスマートファルコンのいないG1しか勝ってないから。ヴィクトワールピサもそう。またまたこんな未体験な馬場でどうすんの~?ダート走ってないし?みたいな。

でもナカヤマフェスタが凱旋門賞2着に入った事実もあり、国内での実績通りに海外でも走るということは証明できない。アドマイヤムーン、アグネスデジタル、エルコンドルパサー、シーキングザパール、タイキシャトルは国内外で活躍した名馬だけど、それ以外にも海外G1を勝った馬はいっぱいいて、必ずしも国内での評価とは違った。

それに比べると今回は中央G1を2勝以上の馬ばかりが集まった、かつてない厚い陣容だったのは確かだった。ということは、日本の競馬のレベルに自信を持ってもいいのかな?

これからブエナビスタには海外挑戦を続けてほしいし、他にも通用しそうな馬はいっぱいいる。レーヴディソールなんて本当に強い。ローズキングダムも堅実な走りをする。スマートファルコンはダートでドバイワールドカップを制するくらいのタイムで走破する。ルーラーシップも折り合いが付いていたら勝てたようなレースだった。

なにはともあれ生きている間にこの瞬間が来てよかった。地震におびえる毎日だけど本当に元気が出た。デムーロありがとう。日本のことを気にしてくれて。世界的なビッグタイトルは初めてかもしれないけど、これは神様からのご褒美なんだろう。

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